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目に止まる写真の作り方

数か月前にオープンした近所のカフェ。 店先に置いてある看板のケーキの写真がうす暗いレトロな感じに写っていて、 何となくいつも素通りしていました。 最近カフェに入る機会があり、ショーケースをのぞくみると…。 あれっ、意外とケーキが美味しそう! 写真って大事‼と思った出来事でした。 そう、作品の写真を撮っても、 うーん、実物はもっと素敵なんだけどな ってことありませんか。 以前は素敵な写真を撮りたくて、 一眼レフカメラと格闘していたことがありましたが、 絞りだとか、ホワイトバランスだとか、シャッタースピードだとか、ISOだとか…。 何度教えてもらっても覚えられません。 現在では、携帯電話のカメラ性能は進化し、 デジタルカメラのように鮮明できれいな画像が撮れるようになりました。 面倒な設定が必要ないスマートフォンで作品をきれいに撮れたら最高ですよね。 そういえば、スクラップブッキング講師をしていた頃、 単発でカメラ講座を開催したことがあります。 もちろん、講師はプロカメラマン(ご安心を)。 作品をきれいに撮影したいというリクエストが多かったので、 商品などの静物を撮影する「物撮り」を中心とした講座でした。 当時、専門的な設定の解説もありましたが(ほとんど忘れている)、 覚えていることで私が今でも実践していることが4つあるので、ご紹介したいと思います。 ただし、この4つのすぐできることはあくまでも撮影のポイント。 写真に自分らしさが出ているかが前提だと考えています。 SNSやブログの作品写真を見た方は、 写真全体の印象、色の使い方や丁寧な作業、美しさなどから、 作者をイメージしたり、仕事ぶりを感じたりします。 ですから私は「自分らしい写真になっているかな」 ということを考えながらいつも撮影するようにしています。 暗くても光は1方向からだけ 撮影に向いている時間帯が日中であることは私にもわかりますが、 いつも晴れた日中に撮影できるとは限りません。 作品ができあがったら夕方になっていたり、 小雨が降っていたり。 十分に光が確保できない時でも、私はベランダか窓際で撮影をしています。 気を付けていることは、写真が少々暗くなっても自然光以外の光を入れないこと。 特に室内で撮影する時は、室内の照明は消すようにしています。 複数の光の下で撮ると不自然な影ができてしまうのです。 なので夜の撮影の場合も、室内の照明は1つだけ。 暗い写真になってしまっても気にせずに。 最後に詳しく書きますが、私は撮影後に必ず画像加工しています。 上の「Love and Thanksカード」も日が陰ってきた夕方に撮影したもの。 カリフォルニアの太陽の下で撮影したように見えませんかwww カードにスパンコールやグリッター、透明のトランスパレンシーなど 光る素材を使用している場合は、 ちょっと斜めに傾けて光を反射させることもよくやっています。 少し離れてアップの写真を カード作品は全体写真だけでなく、 アップの写真があると詳細がわかりやすいです。 そしてアップの写真を撮る時は、つい被写体(カード)に寄りがち、ですよね。 ですが、被写体に寄って撮影すると カメラに近い方が引き伸ばされたようにゆがみ、 長方形が台形に写ってしまいます。 少し離れたところからズームで近づいていくか、 全体を撮影してその後トリミングするか というどちらかのやり方で私は撮影しています。 その際はピントをしっかり合わせるようにします。 画像を拡大したときにピンボケだったーということがよくあるのです。 一眼レフで撮影したように背景をぼかす写真は、 ポートレート機能を使って簡単に撮影できます。 作品に合わせた背景ボード 被写体の背景、皆さんはどうしていますか? 私は以前はフローリングの床に置いたり、 壁に立てかけたりしていました。 でも床って光沢感が出てしまうんですよね。 カメラマンさんに簡単な背景の作り方を教えてもらいました。 講座ではA2サイズ(420×594ミリ)の スチレンボード(発泡プラスチック素材のボード)に、 壁紙やリメイクシートなどを貼り付けた簡単なものを作りました。 スチレンボードは、のり付き(片面、両面)のものもあります。 クラフトカッターでカットでき、貼り付けるのも簡単。 また、壁紙やリメイクシートにものり付きがあります。 白、木目や大理石などはシンプルでどんな作品にも合わせやすいですが、 私が気に入っているのは、模型用の芝生マットを貼り付けた芝生ボード。 動物のスタンプを使った作品はよく合います。 貼り付けるときのコツを一つ。 粘着シートの剥離紙を端からはがして貼るのではなく、 まず、よく切れるカッターで剥離紙の中心部分2か所を縦にカットし、 (スチレンボードまたは壁紙本体までカットしないように) カットした間の剥離紙をはがします。 はがした部分を先にボードまたは壁紙に貼り付けます。 後は剥離紙を中心からはがしながら、空気を抜くように外側に向かって貼り合わせます。 タオルを使って押しつけながら貼っていくと、空気も入らずきれいに貼れます。 何種類か背景ボードをストックしておくと便利です。 撮影したら必ずすること スマートフォンで撮影した後、私は必ず画像加工しています。 画像加工のアプリって、どのアプリを入れたらいいのかわからないし、 複数のアプリで加工するのは面倒と思いますね。 なので私はインスタグラムに搭載されている写真編集機能だけを使っています。 40種類ぐらいあるフィルタは使わずに個々に編集していきます。 私が使う編集ツールは、調整、明るさ、彩度の3つだけ。 調整は、写真の傾きを調整するもの。 まっすぐにカードを置いたつもりでもやや傾いていたり、 背景が斜めになっていたりするのを水平に修正します。 明るさは、文字通り明るさを調整するもの。 薄暗く映ってしまった写真も 白飛び(明るい部分が白く抜けてしまうこと)しないように気を付けながら明るくします。 彩度は、写真の鮮やかさを調整するもの。 明るさツールでやや白くなってしまった写真に 彩度を上げて、本来の色に近づけていきます。 私の作品のテーマカラーは明るくて元気が出る色なので、 この3つの編集ツールだけで加工しています。 落ち着いたアンティーク調にするとか、 白ベースの洗練された感じにまとめるとかなど、 自分らしい作品イメージに合わせて、いろいろと画像加工を楽しんでみてください。

ファンを増やしたいときにすること

前回のブログでは、ペーパークラフトのキットの適正価格のことを書きました。 安くしすぎると赤字になって長続きしなくなる。 高いと買ってもらえないのではという不安がよぎる。 材料は紙だから安いと思われる。 自分の作品やキットの価格付けは悩みどころです。 先日スタンプ仲間と恒例のオンラインミーティングがありました。 スタンプ仲間に建築関係の仕事をしている友人がいるのですが、 彼女がこんなことを言っていました。 「日本は原材料費のかかるモノに対してはお金を払うけど、 デザインとかアドバイスに対してはサービスという概念が強いのか 払いたくないという人が多いんだよね」というのです。 デザイン料のような形のないものは「価値」を感じにくいので、 そこに金額が発生することに「高い」と感じてしまうのかもしれません。 キット製作も材料の他に、デザインを考えたり、制作したりする労力がかかります。 その上に利益を加えないと、続けていくことは難しくなってくる。 見えない部分の労力代と利益を加えた適正価格で買ってもらうには どうしたらいいんだろうというのが、前回までの内容でした。 どんな価格であれ、この人のキットを買いたい、この人の作品が好きと 思ってもらえれば一番いいですよね。 つまり、自分の作品のファンになってもらえれば…。 作品のファンになってもらうには 自分の作品をSNSにアップしている人は多いと思います。 私も数年前にインスタグラムを始めました。 始めた当時、誰にもアカウントを伝えていなかったこともあって、 いいね!はほぼゼロ。 その頃の私は、作品のコンセプトが決まってなく、 作りたいものを作っては投稿していました。 カードやギフトボックスに限らず、 インテリアやアクセサリーを紙で作ってみたり。 色合いが鮮やかだったり、くすんだ感じだったり。 イメージがポップだったり、エレガントだったり。 今思えば、作るものに全く一貫性がありませんwww それが、たまたま同じメーカーのスタンプを使った作品を連日投稿してみたところ、 急に見ず知らずの外国人からいいね!やコメントが入ってくるようになりました。 じわりじわりとフォロワーも増えてきました。 どんな人がフォロワーになってくれたんだろうとその人のアカウントを調べてみると、 私が連日使用したスタンプの作品がずらりと並んでいました。 同じイメージの作品が続いたことで、 そのイメージの好きな人がフォロワーになってくれたようなのです。 作品のコンセプトをはっきりさせる方法 自分の作品のファンになってもらうには、一貫したイメージやコンセプトを伝え、 共感してもらわなくてはならないということがわかりました。 作品を作り続けている人なら、作品のイメージやコンセプトはだいたい決まっているよ という人も多いかもしれません。 「コンセプト?漠然となら…」という人には、はっきりさせるいい方法があります。 作品のコンセプト(一貫した考え)や自分が作品作りで一番大切に思っていることを 言葉にして書いてみることです。 私は思ったことや感じたこと、ひらめいたこと何でもメモして 後から体系化することが好きなのですが、 これをすると「ぼんやりしていたこと」が「理解」に変わります。 言語化すると、作品に「私らしさ」が出ているか、一貫しているか、 確認しながら作ることができます。 そして言語化は一度だけでなく、何度か見返してその都度書き直したり、 付け加えたりすると、内容がより具体的になってきます。 具体的になればなるほど、そこに共感する人=ファンが集まってきます。 「ファンになってくれる」「自分の作品を選んでくれる」ということを持続するには、 ただ美しいだけ、ただかわいいだけの作品では難しい。 何を大切に考えて作っているのかを自分の中で理解していることが大切で、 それが作品を通して魅力として伝わっていくのだと思うのです。 なんて書きましたが、私もまだまだ発展途上。 家事の合間や休憩時間にスマホに書き貯めた考えを書き直したり、追記したりしています。 作品を作るうえで、イメージやコンセプト作りは一番大切ですが、 まず目の前に飛び込んでくるのは、ビジュアル=作品の画像ですね。 作品を魅力的に撮影するにはどうしたらいいのか、 次回のテーマにしたいと思います。

キットの適正価格っていくら?

もうすぐ年末。 12月は年賀状の準備もあるし、大掃除もあるし、 趣味に費やす時間がなかなか取れないですね。 でも短い休憩時間にコーヒーを飲みながら気軽にクラフトを楽しめたら、 いい気分転換になるかも。 と思い立ち、ちょっと前になりますが、 「10分で作れるクリスマスカードキット」を作って友人たちに送ってみました。 ペーパークラフト歴の長いベテランの友人たちが多いのですが、 何も考えずに休憩の10分間でできあがるように、ほぼ貼るだけの簡単キットです。 早速「作ってみたよ」と何人かから連絡をもらいました。 久しぶりにクラフトできて楽しかったという嬉しいお返事もいただきました。 以前スクラップブッキングの仕事をしていた時、 レッスン以外の時間はほぼキット関連に費やしていたのを思い出しました。 デザインを考えているか、材料を探しに行っているか、 キットを作っているかw 何回も繰り返しているうちに慣れてくるもので、 キットを作る時に気を付けるポイントもだんだんわかってきました。 幾つかご紹介しますね。 キットを作る時に気をつけるポイント 販売するキットを作る上で私が気をつけていたことは5つあります。 ・デザイン、色は万人受けするものを考える ・パーツは多めに用意しておく ・売り物であるという意識をもつ ・工夫されていること ・サンプルと同じものが作れること ひとつづつ簡単に説明していきますね。 デザイン、色は万人受けするものを考える サンプルを作る時に大事なのは、自分だけが満足するサンプルにならないこと。 「私も作ってみたい!自作のカードとして○○さんに贈りたい」 と思ってカードキットを買うのだと思います。 買う人は贈る人のことを考えて、自分が好きなものや相手に合うものを選びます。 なので、超個性的なものよりも、デザインや色は誰が見ても違和感ないものが好まれます。 でもそこに自分らしさをちょっとプラスしてみます。 それは自分のこだわりだったり、大切にしている価値観だったり、 「ちょっとした違い」を加えます。 パーツは多めに用意しておく キットにはエンベリッシュメント(飾り)やダイカット(型抜きした紙)など、 小さなパーツがたくさん入ります。 細かいので袋に入れ忘れたり、ワークショップ作業中になくしてしまったりすることも。 問い合わせがあった時にすぐ対応できるよう、 キットごとに余剰パーツは準備しておきます。 売り物であるという意識をもつ これは、キット作りをしている時によく言われていたことでした。 ピッタリ貼り合わせる紙が数ミリ曲がってカットされていたら、残念ですよね。 キットによって当たりはずれがないようにしたいものです。 また、袋詰めした外側から見て美しいかどうかもチェックします。 紙を重ねる順番は?ラインストーンやリボンは? 最後に空気を抜いて丁寧に梱包します。 工夫されていること サンプルを見て、これならキットを買わなくても簡単にできそう と思われてしまうのはとても残念。 仕掛けを作ったり、 カード以外の作品から得たインスピレーションを元に新しい作品を作ったり、 よく考えられているな、工夫しているなと 思われるサンプルを考えるようにしています。 サンプルと同じものが作れること 材料が不足して代替品を使ったり、 マルチカラーのエンベリッシュメントを使う場合、 すべてのキットを同じ材料でそろえることが難しくなることもあります。 キットによって紙の模様が違ってしまうこと、 スパンコールの色がばらばらになってしまうこと…。 でも、サンプルと完全に同じものが作れると思って購入しますよね。 キットによって異なるパーツが入る場合は、 注意書きを添えるか、サンプルを追加するか対応を考えます。 さて、こうして作ったキット、いくらで販売しますか? キットの適正価格って? 自分が作ったキットの価格付けで悩んだことはありませんか? 自分の作品に値段を付けるって難しい。 スクラップブッキング講師養成講座の中に、 講師を仕事とするためのビジネス講座がありました。 基本的な販売価格の考え方は、当然ですが原価+利益です。 原価の中には材料費の他にもいろいろと含まれます。 材料を買いに行く交通費、サンプルの材料費、梱包代(透明のクリアパックなど)、 作り方のコピー代、人件費など。 自分の労働時間を入れないとただ働きになってしまうので、 あらかじめ時給を決め、サンプルやキットを作った時間を計算して出します。 ちなみに厚生労働省の地域別最低賃金全国一覧(令和2年)によると、 東京の最低賃金は1013円だとか。 利益はどのくらいが適当なのでしょう。 一般的に販売価格=原価×3といわれています。 販売価格を計算したら、ネットで市場調査をしてみて適正価格を決定します。 これが一般的な価格の考え方なのですが、 買う方にとっては安ければ安い方がいいよね 売れ残っちゃうと嫌だから安くしたい 安い方が自分の気が楽 まだ高値で売る自信がない 様々な感情から価格を安くしがちです。 以前スクラップブッキングのキットの価格の下げ合いが発生して、 価格崩壊を起こした地域がありました。 安売りすると利益が出ないので、モチベーションも上がらず、長続きしません。 スクラップブッキングやハンドメイドのカードキットは、 忙しい中でも余裕のある暮らしを送りたい、リラックスしたい、 何か好きなことに集中したいといった時に 思い立ったらすぐに始められ、できあがった達成感が得られます。 もっともっと出まわったらいいのにと思います。 キットもハンドメイドなので既製品に比べたらどうしても高くなってしまいます。 少々高くても自分のキットを買ってもらうためには? 長くなってしまったので、この続きは次回に。

作品作りは楽にきれいに。優秀クラフトツール5選

レッド系、グリーン系、ゴールドの3つの色味を使ってクリスマスカードを作りました。 気が早いかなと思ったけど、いつものスタンプ仲間に差し上げました。 どうやって配色を決めたの?とか、 JOYのダイ、買おうか迷っていたけどやっぱりいいね!とか、 1枚のカードから話が盛り上がります。 久しぶりの楽しいリアルミーティング(オンラインじゃなくて)でした。 さて、ご存じの方も多いかと思いますが、 スタンピンアップが今年12月末で日本から撤退することになりました。 来年1月からスタンプやダイ、材料やツールなど買えなくなってしまいます。 とても残念。 私はスクラップブッキングを約18年前に始めたのですが、 スタンピンアップのデモンストレーター登録は1年ちょっと。 ずっとアメリカのクラフトツールや材料を使って作品を作ってきました。 ペーパークラフト大国アメリカのクラフトツールや材料はとても便利です。 スタンピンアップの製品も然り。 今日は、地味だけど優秀な私のお気に入りクラフトツール、材料をご紹介します。 (すべてスタンピンアップで販売しています) スタンプ後の簡単お掃除 シンプリーシャミーとスタンプケース スタンプ後すぐのインクのふき取りってどうしていますか? 私はずっとウェットシートで拭いていましたが、きれいに拭き取れないし、 汚れたら新しいのを使うので机の上がゴミだらけになるし、 手も汚れるし、少しストレスを感じていました。 シャミーを使い始めて、かなり楽です。 シャミーは、繰り返し使用できるクリーニングマット(薄紫色)で、 使い終わったスタンプを水で濡らしたシャミーの上で拭くと、 インクがきれいに落ちます。 もちろんシャミーにインクは着色しますが、 水で洗っておくと次回使う時に色移りすることはありません。 私は持ちやすいようにシャミーをハサミで四分割して プラスチック製のスタンプケースに収納しています。 シンプリーシャミー スタンプケース のりのベタベタ解消 シリコン・クラフトシート カード作りや小さなギフトボックスなど作る時、 テープのりや液体のりを紙の端に付けることがよくあります。 机の上に紙を敷いていても紙がベタベタになって、 作品にくっついてしまうことも。 シリコン・クラフトシートは、約15センチ角のシリコンシート。 シートにのりが付きづらいので、シートの上で作業するとベタベタになりません。 私の中ではヒット商品、程よい厚みもあってとにかく便利なのです。 シリコン・クラフトシート ダイで抜いたモチーフや文字をステッカーに アドヒーシブ・シート ダイを使ってきれいに抜けたモチーフや文字の裏にのり付けする時、 モチーフが小さかったり、文字が細かったりすると、 のりがはみ出しちゃうことってありますよね。 一番上のJOYの文字もそう。 慎重に液体のりを楊枝でちょんちょん付けても、 本体に貼り付けた時にのりがはみ出てしまい、 丁寧に作った作品が最後の最後に台無しになってしまうこともありました。 アドヒーシブ・シートは約30×15センチの両面接着シートで、 剥離紙をはがして紙に貼り、 その紙をダイカットするとダイカットがステッカーになります。 あとはゆっくりダイカットの剥離紙をはがして本体に貼ります。 作品が汚れることもなく、ダイカットがのりででこぼこすることもなく 美しく仕上がります。 アドヒーシブ・シート 繊細なダイには必要不可欠 テイク・ユア・ピックとダイブラシチップ レースのように繊細なダイカットや細かいペーパー屑が出るダイを使用するときには とっても便利なダイブラシチップ。 テイク・ユア・ブラシというツール(スパンコールなど小さいものを付けたり、 はがしたりするときに使うツール)の先をダイチップブラシに付け替えて使用します。 細かい柄のダイで紙を型抜きすると、 柄のペーパー屑がパーツに残っていることがあります。 それを一つ一つ先の尖ったもので取らなくても、 ダイブラシチップでごしごしするだけで簡単に取れるという便利グッズです。 ダイブラシチップを使うときは、スポンジのようなフォームパッドを敷いて、 ダイカットを乗せ、ブラシでこすります。 テイク・ユア・ピック ダイブラシチップ だたの無地の紙? スタンプアートに最適なカードストック 少し厚みのある無地の紙をカードストックといいます。 スクラップブッキングで主に使用していたのは、 色数が豊富なアメリカのバジルペーパーでした。 スクラップブッキングには最適なペーパーだと思います。 スタンプはかすれることもあるけど、 ハンドメイドっぽいとあまり気にしていませんでした。 1年前、スタンピンアップにもカードストックが揃っていることを知って、 初めて白いカードストック(ウィスパーホワイト)にスタンプを押してみました。 これが、とてもきれいに押せるのです。 繊細な部分にも小さな部分にもインクがだまにならずに、均一に。 プリントされたような美しさで気持ちいい! スタンプアートには、最適な紙なんです。 模様紙がなくても、 白いカードストックにスタンプをランダムに押していけば オリジナルの模様紙ができあがります。 A4カードストック ウィスパーホワイト もし機会があったら、ツール好きの私のおすすめ5選、 ぜひ使ってみてください。

わかりやすい「作り方」のためのライティング

ちょっと面白いカードを作ってみました。 一見すると普通のカード。 マーカーで着色してからキラキラにしてみました。 さて、何が面白いかというと、真ん中が外せます。 そしてその部分がブックマークになります。 アメリカのアーティスト、Jennifer Mcguire のブログに作り方の動画が出ています。 読書の秋、秋のカードにちょうどいいかもしれないですね。 こういった仕掛けカード、interactive cardという種類に分類されるのですが、 複雑なものは見てもどう作ったらいいのかわからないものがあります。 教室で習っても、家でもう一度作ってみようとしたらわからなくなってしまったり、 正確なサイズを忘れてしまったり、作業順序を間違えてしまったり。 スクラップブッキングの作品も作業工程が多いので、 キットを作るときは必ず「作り方」を同封していました。 教室でもオンラインのレッスンでも手元に置いて、 確認したり、補足を書き込んだりできるので、「作り方」があると便利なのです。 「レジメ」とか「レジュメ」とか「レシピ」とか呼ばれる ペーパークラフトの「作り方」をわかりやすく作るには、コツがあります。 ペーパークラフトでなくても、趣味作品を友だちに差し上げるとき、 簡単な「作り方」があると嬉しいと思いませんか? お料理のレシピもそうですね。 私が「作り方」を作成するときに、意識しているポイントを幾つかご紹介します。 ここでちょっとだけ私のことを書かせていただきますね。 私は子どもの頃から読書が苦手で、語彙力も作文力もほとんどない学生でした。 ですが、就職先に選んだのは新聞社。しかも記者でした。 新聞は、どんな人にもわかりやすく(当時言われたのは、酔っている人でも理解できるように)事実を忠実に書かなくてはなりません。 当時の上司に、毎日原稿を真っ赤になるまで手直ししてもらい、 ライティングの基礎を学びました。ありがたいことです。 最初はかなり幼稚な文章だったと思います(ーー゛) その後、雑誌編集やライターをし、校正やレイアウト、ストーリー性のあるライティング、文章の構成などを経験。これがスクラップブッキングの「作り方」やマニュアル、教材など作成するのに役立ちました。 さて、わかりやすいライティングのポイントは3つです。 1つの文章はできるだけ短く わかりやすい文章に共通することは、何だと思いますか? 一文が短いことです。そりゃそうだって思いますよね。 でも、ついつい「~をして、~をして、~をして」と続いていくことが多いのです。 読み手は一文を読み切って作業に入ります。 最後まで読んで「えっと何だっけ?」と読み直すのはストレスですね。 一文の中に多数のやることを入れず、 私は1つか2つ程度の作業になるように気をつけます。 できるだけシンプルな文章するために、 なくしても意味が通じる言葉は思い切って削除します。 例えば、「~というのは」は、「~は」で意味が通じますよね。 「~するようにします」は、「~します」で理解できます。 繰り返しや無駄な表現、文章をそぎ落とし、シンプルな文章にしていきましょう。 ターゲットに合わせた文章を 作成している「作り方」の読み手のことを考えたことがありますか? ライティングは、誰に向けて書いているのか意識することで、 そのターゲットにわかりやすく伝わります。 初心者に向けてなのか、作り慣れている中級・上級者に向けてなのか。 初心者用に専門用語や知られていないツールの名前は難しすぎます。 ターゲットに合わせた最適な言葉や表現を使うようにします。 いまだに私も忘れてしまうことなんですが…(ーー゛) 手順が多く複雑なものの場合は、最初に予告を書くのも一つの手です。 作業手順を書く前に何を作るのかを明記すると、読み手は作業内容を推測しながら読み進めることができます。 例えば、 「まず、本体のボックスを作ります」と予告し、「白い紙を10センチ×10センチに、ブルーの紙を8センチ×8センチにカットします」のように作業手順を続けていきます。 読み手は、できあがり画像を見ながらこの部分を作っているんだなと確認できますね。 書き終わったらチェック 書き終わったら、プリントアウトしてチェック(校正)です。 校正者になったつもりで統一感があるか見ていきます。 単位、数字の端数は小数点? 分数? 文体の語尾はです、ますで揃っている? 書体は一貫している? 文字のサイズ、行間は最適? 複数回使っている同じ言葉は同じ表記になっている? 例えば、「のり」と「糊」、「液体のり」と「ボンドのり」が混在していたら 親切な文章とはいえないですよね。 最後のプリントアウトはおすすめです。 他人が書いた文章だと思って冷静に読むことができるからなんです。 パソコンに向かって書いている時には気づかなかった誤字脱字、空間の空き具合、 主語または目的語が述語に合っているかなど、気づきやすくなります。 「作り方」に限らず、わかりやすく楽に読める文章はブログやSNSを書くときに知っていると便利です。よかったら参考にしてみてください。

ハサミできれいにカットする3つのコツ

先日スタンプ仲間とのゆるい勉強会がありましたw スタンプにはスタンプとコーディネートされたダイが販売されていることも多いのですが、コーディネートダイが絶対必要なのはどれで、コーディネートダイはなくても何とかなるのはどれ…という話で盛り上がりました。 ダイというのは、金型でできているクッキーの抜き型のようなもの。そのダイをダイカットマシンにペーパーと一緒に挟んで圧縮し、様々な形に打ち抜きしていきます。 上の画像のハートの紙は、ハートのダイを使って水彩紙を打ち抜いたものです。 そしてスタンプとコーディネートされているダイとは、スタンプの形通りにカットできるダイのことです。 ダイがあるととてもきれいにカットできます。でもダイは金属製なのでスタンプに比べて値段が高い。なので複雑な形でなければ、ハサミでカットできるかも…という話で盛り上がったというわけです。 ドーナツのような真ん中に穴があるスタンプは、コーディネートダイがないときれいに穴をあけるのは難しいけど、シンプルな植物や動物の形なら、フリーハンドで何とかいけそうですよね。ハサミできれいにカットできれば…の話ですが。 スクラップブッキングでもプリントペーパーの模様を切り出すことはよくあります。 養成講座でも切り出しの練習がありました。久しぶりにハサミを使うとなかなか上手に切れないものです。ハサミできれいにカットするためには、3つのコツがあります。 どんなハサミを使うの? 1つ目はペーパークラフト専用のハサミを使うこと。まずは道具ですw ハサミなんて工作用のハサミでも100円ショップのハサミでも、家にあるものでいいじゃないかと思いますよね。でもハサミも刃物なので、切れ味がいいものをそろえると細かい部分もきれいにカッティングできます。 ペーパークラフト用のハサミは、普通のハサミと比べて、刃の部分が小さくて薄くて鋭いのが特徴です。刃が小さいので小回りがきき、刃先が鋭いので細かいカットに向いています。 スタンピンアップのショップにもぺーパースニップという名前で販売されています。 ハサミは消耗するものでもなく、一度買ってしまえばずっと使い続けることができるので、 ペーパークラフトをするならちょっと高めでもクラフト用のハサミは持っていると便利。 そして、ハサミにのりが付いてしまったら。そんな時は市販のシールはがしがおすすめです。シールはがしを含ませたティッシュや布で、べたべたした面を拭いておくとイライラしませんw カットするラインはどこ? 2つ目は、カットするラインを意識してみること。 スタンプや模様をカットするとき、どのラインにハサミをいれますか? カットするモチーフのアウトラインぎりぎりでしょうか。 養成講座では、アウトラインの1、2ミリ外側をカットしてみましょうとお伝えしていました。ちょっと白い部分(ペーパーが白い場合)が出る感じです。できれば幅が一定になるように、ゆっくり過ぎないように切るのがポイントです。 少し外側をカットすることで、誤ってアウトラインまでカットされることなく、きれいな仕上がりとなります。 カットする前に、切り出すモチーフの余白が大きくなりすぎないように周りをカットしておくと切りやすいです。 動かす方の手はどっち? 3つ目は、カットしているときに動かす方の手。 さてどちらの手の方を動かしていますか? ハサミを持っている方?ペーパーを持っている方? それとも両方同じくらい動かしている? 正解は、ペーパーを持つ手です。 ペーパーを軽く持ち、カーブに合わせて上手に紙の方を動かしてみてください。 ハサミを動かすことに意識してしまうと、ハサミが斜めに入ってしまったり、うまく切れなくなったりします。ハサミをしっかり立てた状態で、紙を動かしてカットすることに意識してみてください。 フリーハンドでカットに挑戦するときには、ぜひこの3つのコツを思い出してみてください。

カードってどうやって作り始める?

すっかり朝晩が涼しくなってきました。蝉の声が秋の虫の声に変ってきましたね。 今日は秋のカードです。 私はスタンプ仲間二人と月1回、オンラインで勉強会(雑談?)をしています。コロナ前はリアルに会っていたのですが、まだ都内は難しそう。なので、次回の勉強会までに郵送でカードを贈り合いこしようということになっています。今月のテーマは秋、またはハロウィン。そろそろ送らなければという締め切りが近づき、葉っぱのスタンプでカードを作りました。 時間ないし、落ち葉がいいかなーという漠然としたイメージだけで作り始めた今回のカード、納得いかず何回も作り直すことになり大変でした。カードって小さい作品ですが、しっかり準備をすれば作業時間は短く、納得のいく作品に仕上がります。ってわかってはいるんですが…。 さて、しっかりした準備ってどんなことだと思いますか? スクラップブッキングの講師養成講座でお話ししていた作り方の手順が、カードメイキングにも使えそうなのでご紹介します。 準備で重要なポイントは2つあります。 ・テーマとイメージをしっかり決めること ・スケッチを描いて、頭の中に出来上がりを思い浮かべること 誰が見ても違和感がない作品とは テーマとそのテーマに合ったイメージ通りのカードは、誰が見ても違和感なく受け入れられます。テーマとは、バースデーカード、クリスマスカード、バレンタイン、暑中見舞い、ボタニカルのハローカードなど、カードの主題となるもの。イメージは、ポップ、ゴージャス、エレガント、シック、かわいいなど全体的な印象のことです。 私の場合、テーマとイメージは、使用するスタンプや手持ちのペーパー、エンベリッシュメント(飾り)などを見ながら決めます。そして基本的には、このテーマならこのイメージが一般的と思われる配色を考えます。例えば、ハロウィンカードなら黒、オレンジ、紫。バレンタインならなら赤やピンク、ブラウンのように。スタンプのイメージを見ながら、シックなハロウィンカードにしようとか、ラブリーなバレンタインカードにしようと決めていきます。 ここで大切なのは、テーマとイメージが決まったら、途中で変えないこと。 製作途中で、使う予定になかったけどかわいいからとイメージの違う材料を使うと、作品がブレてしまいます。例えば、ポップな風船いっぱいのバースデーカードに、くすんだ色やパールのエンベリッシュメントはやっぱり似合わないと思うのです。 頭の中にあるイメージを具体的にするには もう一つのポイントはスケッチを描くことです。 つまり簡単なレイアウトを決めてしまいます。カードの場合、縦型にするのか、横型にするのか、正方形にするのかから始まって、タイトル(カードの文字)はどこに入れる?スタンプはどれを使ってどこに入れる?とざっくりしたスケッチを描きます。 私は罫線が引きやすいドットの入ったスケッチブックに、描いています。 ちなみに私のスケッチはこんな感じ。結構雑ですね。 とにかく思いついたもの、他の人の作品で気になったレイアウトなどを描いています。 「私は絵が下手だから…」という受講生の方もいらっしゃいました。でも、自分さえ分かればいいので、小さく描いてもいいし、適当なイラストでいいと思います。 描いているうちに、使いたい色やテクニックなどアイデアがわいてきた時には、スケッチの横に書き足していきます。例えば、ゴールドのヒートエンボスをタイトルに使おうとか、真ん中の部分はシェーカーボックスにしようとか。頭の中に出来上がりのカードを思い浮かぶようになってくれば、作業は簡単になってきます。 スケッチは難しく考えず、ノートの切れ端に小さく描く程度でもいいと思います。大切なのは、作り始めてからレイアウトが大きく変わらないこと。(小さな変更はOKです) 難しいことなんですが、途中で変えてしまうと作品に悩んだ様子が出てきてしまいます。私も何度いまいちな結果に終わることが多かったか…。今も完璧にできていませんが。 スケッチはsketch cardなどで検索すればたくさん出てきます。 たまにはスケッチを参考にカードメイキングしてみてはいかがでしょう?

ダイカットの一部だけをカット!?

迷走していたブログ、やっぱりこちらが見やすいのかも… で、戻しました。それと同時になぜか以前の記事が全部消えてしまいました。 私はいったい何をしてしまったんだろう… 心機一転、こちらでもう一度やってみます。 ダイカットマシンで一部だけをカット さて、今日はダイカットマシンを使ってカードを作りました。 「ダイ」と呼ばれる抜き型とカットしたい紙を、アクリル板のパッドで挟み、 ローラーの圧力をかけて型を抜く機械をダイカットマシンといいます。 お花の上下アウトラインできれいにカットされている、 この部分をダイカットマシンでカットしました。 通常ならお花の周り全部カットされるのですが、一部だけカットもできます。 白い機械がダイカットマシン。 まず、お花のスタンプをした上にダイ(抜き型)を固定します。 (ずれないように私はマステで固定) アクリル板パッドで全部挟むとダイの部分がすべてカットされちゃうので、 カットしたい部分だけ上のアクリル板をずらして圧力をかけます。 圧力がかかる上の部分だけカットできました。きれい! 洗練された作品にするためには 台紙の上にディメンショナルという両面接着フォームを貼って、 ダイカットしたお花に立体感を出しました。 実は、スクラップブッキングでも立体感を出すということはよくするのです。 平面の作品より高さが出ると影の部分ができ、高級感が出ます。 小さなカードやタグの場合、紙を2、3枚重ねるだけでもいいかも。 さらに、おっと思わせる作品にするのに有効なのは、何でしょう。 それは、異素材のエンベリッシュメント(飾り)を加える、です。 上のカードの場合は、お花のみずみずしさを出すため、 クリアのエポキシーのエンベリッシュメントを付けました。 異素材は、リボンでもラインストーンでもスパンコールでもメタルのエレメントでも。 作品のイメージに合うエンベリッシュメントがベストです。 そして…。 エンベリッシュメントは、3、5、7つというように奇数個が基本です。 それを一列に並ばないように貼り付けると、より洗練された作品になります。 作品を糊付けする前に、私がしていることをもう一つ。 作品を客観的に見るために、スマホで撮影して小さな画面でレイアウトを確認します。 作業中は机との距離が近いため、小さい作品に集中してしまい、 エンベリッシュメントを付け過ぎたり、余白がなくなってしまったりしがちです。 いったん、席を外して遠くから作品を眺めてみる、 というのも作品を客観的に見るという点で効果的。 すべてスクラップブッキングの講習で学んだことですが、 カード制作にも当てはまります。 ・イメージに合う異素材エンベリッシュメント(飾り)を取り入れる ・エンベリッシュメントの数は奇数で、一列に並べない ・作品を客観的にみる工夫をする 作品づくりで迷ったときには、試してみる価値ありです。

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