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わかりやすい「作り方」のためのライティング



ちょっと面白いカードを作ってみました。

一見すると普通のカード。


マーカーで着色してからキラキラにしてみました。



さて、何が面白いかというと、真ん中が外せます。



そしてその部分がブックマークになります。




アメリカのアーティスト、Jennifer Mcguire のブログに作り方の動画が出ています。

読書の秋、秋のカードにちょうどいいかもしれないですね。


こういった仕掛けカード、interactive cardという種類に分類されるのですが、

複雑なものは見てもどう作ったらいいのかわからないものがあります。

教室で習っても、家でもう一度作ってみようとしたらわからなくなってしまったり、

正確なサイズを忘れてしまったり、作業順序を間違えてしまったり。


スクラップブッキングの作品も作業工程が多いので、

キットを作るときは必ず「作り方」を同封していました。

教室でもオンラインのレッスンでも手元に置いて、

確認したり、補足を書き込んだりできるので、「作り方」があると便利なのです。


「レジメ」とか「レジュメ」とか「レシピ」とか呼ばれる

ペーパークラフトの「作り方」をわかりやすく作るには、コツがあります。

ペーパークラフトでなくても、趣味作品を友だちに差し上げるとき、

簡単な「作り方」があると嬉しいと思いませんか?

お料理のレシピもそうですね。


私が「作り方」を作成するときに、意識しているポイントを幾つかご紹介します。


ここでちょっとだけ私のことを書かせていただきますね。

私は子どもの頃から読書が苦手で、語彙力も作文力もほとんどない学生でした。

ですが、就職先に選んだのは新聞社。しかも記者でした。

新聞は、どんな人にもわかりやすく(当時言われたのは、酔っている人でも理解できるように)事実を忠実に書かなくてはなりません。

当時の上司に、毎日原稿を真っ赤になるまで手直ししてもらい、

ライティングの基礎を学びました。ありがたいことです。

最初はかなり幼稚な文章だったと思います(ーー゛)

その後、雑誌編集やライターをし、校正やレイアウト、ストーリー性のあるライティング、文章の構成などを経験。これがスクラップブッキングの「作り方」やマニュアル、教材など作成するのに役立ちました。


さて、わかりやすいライティングのポイントは3つです。


1つの文章はできるだけ短く


わかりやすい文章に共通することは、何だと思いますか?

一文が短いことです。そりゃそうだって思いますよね。

でも、ついつい「~をして、~をして、~をして」と続いていくことが多いのです。

読み手は一文を読み切って作業に入ります。

最後まで読んで「えっと何だっけ?」と読み直すのはストレスですね。

一文の中に多数のやることを入れず、

私は1つか2つ程度の作業になるように気をつけます。


できるだけシンプルな文章するために、

なくしても意味が通じる言葉は思い切って削除します。

例えば、「~というのは」は、「~は」で意味が通じますよね。

「~するようにします」は、「~します」で理解できます。

繰り返しや無駄な表現、文章をそぎ落とし、シンプルな文章にしていきましょう。


ターゲットに合わせた文章を


作成している「作り方」の読み手のことを考えたことがありますか?

ライティングは、誰に向けて書いているのか意識することで、

そのターゲットにわかりやすく伝わります。

初心者に向けてなのか、作り慣れている中級・上級者に向けてなのか。

初心者用に専門用語や知られていないツールの名前は難しすぎます。

ターゲットに合わせた最適な言葉や表現を使うようにします。

いまだに私も忘れてしまうことなんですが…(ーー゛)


手順が多く複雑なものの場合は、最初に予告を書くのも一つの手です。

作業手順を書く前に何を作るのかを明記すると、読み手は作業内容を推測しながら読み進めることができます。

例えば、

「まず、本体のボックスを作ります」と予告し、「白い紙を10センチ×10センチに、ブルーの紙を8センチ×8センチにカットします」のように作業手順を続けていきます。

読み手は、できあがり画像を見ながらこの部分を作っているんだなと確認できますね。


書き終わったらチェック


書き終わったら、プリントアウトしてチェック(校正)です。

校正者になったつもりで統一感があるか見ていきます。


単位、数字の端数は小数点? 分数?

文体の語尾はです、ますで揃っている?

書体は一貫している? 文字のサイズ、行間は最適?

複数回使っている同じ言葉は同じ表記になっている?

例えば、「のり」と「糊」、「液体のり」と「ボンドのり」が混在していたら

親切な文章とはいえないですよね。


最後のプリントアウトはおすすめです。

他人が書いた文章だと思って冷静に読むことができるからなんです。

パソコンに向かって書いている時には気づかなかった誤字脱字、空間の空き具合、

主語または目的語が述語に合っているかなど、気づきやすくなります。


「作り方」に限らず、わかりやすく楽に読める文章はブログやSNSを書くときに知っていると便利です。よかったら参考にしてみてください。



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